続イギリスで始めたこと

2001年からイギリスに住んでいます。 人生何があるかわかりません。思いもしなかった異国暮らし。 日々の生活の中で思うこと、発見したこと、出来事などを書いています。

仕事関係

カテゴリ:仕事関係 の記事一覧

予知?

金曜日休み明け仕事に出るとカスタマーサービスのジャッキーが
明日仕事に来るかと訊かれた。
お客さんから3つの花束を作ってほしいと注文が入ったそうだ。
仕事なので問題はなかった。

昨晩か今朝だったかわからなくなってしまったが
なぜか一人のお客さんのことを思った。
そういえばあのお客さんの顔をしばらく見ていないなとふと思った。

さて今朝のこと、名前も顔も知らないお客さんを待っていた。
9時を過ぎたころ見覚えのあるお客さんがやってきた。
私がふと思い浮かべていたお客さんだった。
そしてその方が花束の注文者だった。
すごい偶然だと思ってその方にその話をした。
予知能力じゃないのとお客さんは冗談ぽく笑った。

その方に「私が花を選ぶからあとはKemmiのマジックでお願いね」と言われた。

白い花を使ったブーケ。黄色を基調にしたブーケ。ピンクと白のブーケ。
残念ながら写真は撮れなかった。
それぞれ気に入っていただけて良かった。

ふと顔を思い浮かべたお客さんが注文者だったのが
私の中ではとても不思議な出来事だった。

スポンサーサイト

遇ってしまった

昨日レジの仕事をしていると私のレジにアジア系の男性がやってきた。
何個か商品をスキャンしていると突然「日本人?」と日本語で訊かれた。
そうですと答えて日本語が話せるの?と質問すると
フィリピン人だから話せないと言った。
そして自分はこの町に一軒だけある日本レストランのシェフだと名乗った。
アッと思った。

この日本レストランは数年前に勤め先の近くにできた。
それからお客さんや会社の同僚があの日本レストランに行ってみた?と訊かれていた。
いやまだですと答えてこの質問をやり過ごしていた。
本音は行くつもりはない。
理由としては経営者もシェフも日本人ではないだろうから
多分料理は日本料理もどき。
それに高いお金を払って楽しめるとは思えない。
高いお金を払うなら自分でいい材料を手に入れて料理したほうがいいと思える。

でもまさかそのレストランンのシェフに遇うとは。
日本に行ったことはあるのかと訊くと福岡に行ったことがあると言っていた。
人懐っこそうな感じのいい人でちょっと罪悪感を感じながら
でもやっぱりそのお店には行かないだろう。

ピンクのガーベラ

最近はお花屋さんに常駐できないので花束を作る機会も減っている。
今日は先週注文を受けていた花束を作った。
まだ朝早く時間に余裕があったので久しぶりに写真を撮った。

IMG_20180116_080932051.jpg

会社の同僚の方のお誕生日だそうで色はピンクがご希望。

IMG_20180116_080952136.jpg

花瓶がなくても大丈夫なように水をいれたアクアパック。
これで20ポンド。
日本円だと3千円くらい。
喜んでいただけて良かった。

Sunflower(ひまわり)

先週仕事中に中年の男性が花の注文はできますかと訊いてきた。
色の指定はできないなど細かいことがあるので説明をしながら
何の花を注文したいのか聞きだすとサンフラワーとおっしゃった。
私はちょっと驚いてしまってすぐに返答ができなかった。
するとこの男性は私が彼の言う言葉を理解していないと思ったようで
サンフラワー、SUNとスペルを言ってくれた。
私がすぐ返答できなかったのはひまわりはイギリスでは夏の花だからだ。
この男性はそれがわかっていないようなので仕方ないので説明した。
ひまわりは毎年夏の間だけ売っていること。
7月から8月ぐらいが時期であるので今は注文ができないと言うと
男性は納得してくれた。

ひまわりは一年中咲いていると思っていたのだな。

そういえば薔薇を買ってきてと奥さんに頼まれた男性が
私にチューリップを見せてこれは薔薇かと訊いた人もいた。

あの男性は誰かにひまわりをプレゼントしたかったのかな。

仕事始め

今日から仕事始め。
大晦日から4日間のお休みだったのでゆっくりできた。
私が休みだった間、お花屋さんはほったらかしにされていたようで
何とか見栄えが良くなるのに一日かかった。

今日は顔見知りの仲のいいお客さん3人に会えた。

一人目はクリス。
年末に会ったらやつれた顔をしていて理由を聞いてみると
あまり調子の良くなかったご主人がクリスマスの朝に倒れて緊急入院。
肝臓が炎症を起こしたのが原因だった。
今日はまだ疲れた顔をしていたがご主人が危険な状態を脱してひとまず退院。
休み中クリスはどうしているのか気になっていたので
彼女の顔を見れてほっとした。
まだまだ大変そうだけど・・・

二人目はキャロル。
先月スーパー内で財布をすられたのだ。
今日はいつもの笑顔でもう大丈夫よと幼稚園掛けしたバッグを見せてくれた。
ショックも癒えたようで良かった。

三人目は90歳のメアリーさん。
年末に会ったら転んで擦りむいたのと包帯で巻かれた右手を見せられた。
幸い骨折はしてなかったが皮膚が広範囲に擦りむけてしまって痛そうだった。
今日はもう包帯も取れてまだあざにはなっているが
皮膚がしっかりとくっついていた。
手当をしてくれた看護婦さんの処置が良かったそうだ。
気を付けてねと声をかけた。

3人の元気な顔を見れてほっとした仕事始め。

サムの赤ちゃん

産休に入っている同僚のサムが4週間ほど前に
無事男の子を出産した。
名前はジェイコブ。
私がサムとジェイコブに会ったのは3週間目。
サムが赤ちゃんと職場に現れたのは生後1週間目だったそうで
それを聞いたときは驚いてしまった。
仲のいいスーに生後1週間で外出は早すぎないかと訊いたら
産後家に助産婦さんが訪問してくれて助産婦さんが
問題がないと言えば外出は可能だそうだ。
スーがアダムを産んだ時も結構早くに外出したよと言われた。
イギリスではそういうものなのかと思ったが
日本だったら1か月は家にいるだろうなと思った。

先週中華系イギリス人のアリソンに会ったので
サムの赤ちゃんのことを話した。
アリソンはイギリス生まれのイギリス育ちだが
中国の習慣や伝統を重んじている。
アリソンは中国では産後1か月は外出しないし
お母さんの髪も1か月は洗わないほうがいいと言われていると言った。
やっぱり日本と中国の文化は似たところがあるねと
お互い納得しあった。

イギリス人は生まれた時からタフに扱われているようだ。

キャロルの災難

キャロルは夫の従妹の旦那さんの妹さん。
血のつながりはないが夫の遠い親戚になる。
かなり昔にオーストラリアに移住した従妹の旦那さんジョン。
オーストラリアからイギリスに遊びに来た時に
私の働くスーパーに妹さんと買い物に来て
その時にキャロルを紹介してくれた。
キャロルはスーパーのすぐそばに住んでいて毎日のように買い物にいらっしゃる。
顔を合わせるといつも立ち話をする仲になっていた。
先週の火曜日午前中に買い物に来たキャロルといつものように楽しく世間話。
その日は12時に仕事が終わって従業員用ドアから店内にでた。
ドアを開けるとカスタマーサービスがある。
そこに立っているキャロルを見つけた。
いつも笑顔が素敵な彼女の様子が違っていた。
どうしたのと声をかけると突然泣き出し、しゃくりあげながら
カスタマーサービスの係りと私に財布が盗まれたと説明してくれた。
私と話をする前にカスタマーカフェへ行きそこでお金を払って簡単な朝食を摂った。
その後私と会ってそれから買い物を始めてレジに行った。
お金を払おうとカバンの中を見るとあるはずの財布がなくなっていたそうだ。
カスタマーサービスの係りが店内に落し物はないか
またはゴミ箱に何か捨てられていないかを調べてくれた。
警備員も店内カメラに何か映っていないか調べてくれた。
その間私はキャロルに付き添いカスタマーカフェに行った。
カフェから水をもらってキャロルに出した。
キャロルはたまたまいつものファスナー付きのバックではなく
買い物袋で来ていた。
そしてその日に限って4,5万円くらい少し多めにお金が入っていた。
キャロルは今まで毎日のように買い物に来ていたのに
財布をすられたことにかなりのショックを受けて涙が止まらなかった。

結局何も手掛かりは見つからなかった。
財布には2枚の銀行のクレジットカードと免許証も入っていた。
すぐにカードを止めたほうがいいと銀行に電話を入れたがなかなか繋がらない。
警察にも被害届を出したほうがいい。
キャロルが少し落ち着いてきたのでまずは銀行へ行ったほうがいいと
近くの銀行まで送った。
キャロルはもう大丈夫だからもう帰ってねと言った。
笑顔も少し戻ってきたのでそこで別れを告げた。

クリスマス時期が近付くとスーパーはお客が増える。
不審な人も増える。
以前にもあった。
スリが狙うのはお年寄り。
弱い者を狙う卑怯なやり方。

その日は一日キャロルのことが頭から離れなかった。

今日数日ぶりにキャロルがお店にやってきた。
あの時はどうもありがとうと笑顔が戻っていた。
一人では心細くてどうしていいかわからなかったけど
あなたがそばにいてくれて助かったと言ってくれた。
ちゃんとファスナー付きのバックを見せてこれで大丈夫と。
あの日はあれから警察やらいろいろと電話をして
2時間ほどかかったそうだ。
お金は戻らないけど命を取られたり誰かを傷つけたわけじゃないから
いい方に考えるわと言ってた。
元気が戻っていたので少し安心した。

母親の年

最近はなかなかお花屋さんに常駐できないので
花束を作る機会が減ってきているが
昨日は珍しく4つの花束を作った。

一つ目は白い花が好きな奥様に白の薔薇とユリの花束。
次は老紳士が2人の女性にお礼したいとオレンジと黄色系の花束を二つ。

最後の一つは10代後半くらいの男の子。
お母さんへの誕生日の花束だと言う。
私のすぐそばで花束を作る過程を見ていた。
彼はちょっと緊張した感じだったので
「お母さんのお誕生日の花ね。お母さんは何歳になるの?」と聞いた。
途端にふっと硬い表情が崩れて笑顔になり
「知らない」と言った。
「知らないの?まあ誕生日を覚えていることのほうが大切ね」と笑った。

花束にはミニカードを付けるサービスもついていて
どのカードがいいか尋ねるとメッセージも私に書いてほしいという。
結局そのカードの他に本当のバースデーカードも代筆した。

To Mum,
Have a great day!
I love you.
Joseph

ジョセフがふっと見せたとてもいい笑顔。
昨日は一日彼の笑顔に癒された日だった。

真っ赤な車

仕事中店内のタッパーウエアの陳列棚を通りかかったら
老婦人に声をかけられた。
大きなタッパーを手にしながら蓋が閉められないので
どのタッパーが閉められるか見てほしいと頼まれた。
大きいタッパーは私でも蓋を閉めるのに手間取る。
まして高齢の方には無理そうだったので
1ポンド高くなるがちょっと閉めやすいタッパーを勧めてみた。
その場で開け閉めできるか練習してもらった。
結局それに決めたようだった。

その数日後ガーデンセンターで働いていると
その老婦人がやって来た。
私の顔を覚えていたようで笑顔で近づいてきた。
教会の催しでお花の苗がいるとメモを持っていた。
そのメモを見ながら苗を探し箱詰めした。
買い物カートには他にも買い物したものが入っていた。
かなりのお年のようで歩くのも結構時間がかかっていたので
車ですかとお聞きするとそうだと言うので
車まで買い物を運んであげることにした。

この車よと言われて止まったところには
型は古いが真っ赤な車があった。
素敵な赤ですねと言うと老婦人は嬉しそうに微笑んで
これは1985年に買ってそれからずっと乗っているのとおっしゃった。
なんと32年も運転されているのだ。
大事に乗れば30年以上も乗れるのかと驚いた。

昨日もこの老婦人にお会いした。
今日も車ですかと尋ねるとそうなのとおっしゃっていた。
ただかなりお年なので運転は大丈夫なのかなと
少し心配にはなった。

驚いたこと

イギリスに戻り翌日職場へ勤務表を調べに行った。
以前ボスだったデイブが私の顔を見ると
同僚のサムがレジ部門に移るよと教えてくれた。
サムとはお花屋さんが始まった頃からだから
5年くらい一緒に働いている。
去年の暮れに骨折して5ヶ月振りに仕事に復帰した。
でもなんとなく新しいボスのダニーと上手くいっていない感じがし
私が日本から帰った時にまだ同じ部署にいるか不確かな思いがあった。
だからレジに移ると聞いてそれほど驚きはしなかった。
買い物を終えて帰る途中サムがお花屋さんで花束を作っていた。
「サム」と声をかけた。
「レジに移るんだって?」と聞くとうんと答えた。
そうしたかったわけじゃないんだけどねと言ったので
やっぱりダニーと何かあったのだなと思った。
サムは子声で「あまり誰にも話していないんだけど妊娠したの。」
びっくりした。
誰かと付き合ってるとかプライベートなことを聞いていなかったので驚いた。
おめでとうと言うとありがとうと笑った。

昨日仕事で一緒になったナオミがサム妊娠してんだってねと話題を振ってきたので
誰かと付き合ってたのと聞くとナオミはサムは特に付き合っている人はいないよと言う。
更にナオミがサムにお父さんは誰かわかってるのと聞いたらうんと言っていたと教えてくれた。
サムのフェイスブックでは妊娠を公表していて友達からのお祝いの言葉が届いているそうだ。
シングルマザーになる事は珍しいことではない。
また付き合っているわけではないが子供ができることも良くある話で
生むことを選ぶ女性もかなり多い。
そういう成り行きで子供を生む決心をする。
日本人の私にはちょっとした驚きだ。

以前夫も知っている日本人の知り合いのお嬢さんがお子さんを生んだ。
その話を夫にしていたら夫がそのお嬢さんは結婚しているの?と訊いた。
私の感覚だとお子さんが生まれるのは結婚をしている人たちの話だと思うのだが
夫の周りや私の周りでは結婚をして子供がいるカップルは少ない。  
シングルで子供がいる人が多いので夫の質問もおかしくはない。

サムが1週間の休暇を終えて今日仕事場で会った。
スキャンはどうだったと聞くと大丈夫だったよ。
予定日はクリスマスあたりと嬉しそうに言っていた。
サムがハッピーならばそれでいいのだろうと思った。